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Photo: Martin Sigmund

Ks. 角田祐子 ソプラノ歌手

(2016年10月ドイツ連邦共和国より宮廷歌手(Ks.=Kammersängerin)の称号を授与される。)

ドイツ・シュトゥットガルト在住。兵庫県姫路市出身。

大阪音楽大学卒業、京都市立芸術大学大学院入学。在学中の1998年、同大学給費交換留学生として渡独。1999年、ベルリン市 NafoeG 奨学生としてベルリン芸術大学(UdK)に入学。2002年卒業。

 

2002年、エヴァ・ワーグナー=パスキエに見いだされ、フランス・エクサンプロヴァンス音楽祭にてオペラデビュー。同年からシュトウットガルト州立歌劇場に移籍する2006年までハノーファー州立歌劇場とソリスト契約。ハンス・ヨアキム・ヘスポス氏作曲、オペラ「iOPAL」(ヨハネス・ハルナイト指揮、アンナフィーブロック演出)の初演に際し、オペルンヴェルト誌において新人歌手賞にノミネートされ、プロダクションは "最優秀初演賞" を得る。またその後、ハンス・ヨアキム・ヘスポス氏より、オペラの中の「ピアニッシモアリア」という作品を、"YukoPoem" として献呈された。

また、ペーター・コンヴィチュニー演出、ヨハネス・ハルナイト指揮、ルイジ・ノーノ作曲のオペラ「慈愛に満ちた偉大なる太陽のもとで」においては、主役の一人(ルイズ・ミシェル)を歌い、日本人として初めてオペルンヴェルト誌年鑑の表紙を飾る。このプロダクションは、その年のオペルンヴェルト誌 "最優秀公演賞" を得ている。バロックオペラからモーツアルト作品においても、多くの成功をおさめた後、2006/07シーズンにシュトウットガルト州立歌劇場 とソリスト契約を結ぶ。新総支配人ヨッシー・ヴィラーを迎えた2011/2012シーズンに契約を再更新し2017/2018シーズンまで専属ソリストとして所属した。

並行してベルリン・ドイツオペラ、フランクフルト歌劇場、ライプツイヒ歌劇場、アアルト劇場エッセン、ベルリン・コミッシェオーパー(コスキー演出の魔笛の夜の女王役)、アルゼンチン・ブエノスアイレスのコロン歌劇場、ルールトリエンナーレ音楽祭、エジンバラ国際芸術祭、スポレート音楽祭(USA)、ビエンナーレ・ベルン音楽祭、ビエンナーレ・ザルツブルク音楽祭、ダルムシュタット夏季現代音楽祭、マンハイム・ナショナルオペラ、スイス・ベルン歌劇場、ザールブリュッケン州立歌劇場等で、魔笛の夜の女王役、フィガロの結婚のスザンナ役、セヴィリアの理髪師のロジーナ役、およびベルタ役、ヘンデルのオペラ「アルチーナ」のモルガーナ役、オペラ「コジ・ファン・トウッテ」のデスピーナ役、こうもりのアデーレ役、イドメネオのイリア役、ボエームのムゼッタ役、リヒャルト アイレス作曲のオペラ「ピーターパン」の世界初演にてウエンディ役、ヘルムート・ラッヘンマン作曲「マッチ売りの少女」のソリスト、ジークフリート、パルジファル、神々の黄昏の森の小鳥、花の乙女からヴォークリンデ役など、ワーグナーオペラから現代オペラまで、35役以上を好演。

また、スペイン、サンティアゴ・デ・コンポステーラ音楽祭とベルギーのコンサートへボウ、ブルージュの共同制作で、細川俊夫作曲「ソプラノとハープのための3つの日本民謡」、「3つの天使の歌」をハープの吉野直子と共に世界初演した。ヘルムート・ラッヘンマン氏作曲の「Got Lost - 高音域のソプラノとピアノのための音楽」を、デュオのピアニスト菅原幸子と共にウイーン・シェーンベルクセンター、SWR 放送局、NDR 放送局主催のコンサート他に出演。

2016年10月、ドイツ連邦共和国より宮廷歌手の称号を授与される。

2018年5月はびわ湖ホール新音楽祭にてピアニストの末永匡とリサイタルを、また、東京交響楽団の演奏会形式オペラ「白いバラ」(日本初演)にてゾフィー・ショル役を、東京日生劇場では魔笛の夜の女王役(指揮・沼尻竜典、演出・佐藤美晴)に出演。

2018/2019シーズンよりフリーランスをスタートさせる。日生劇場 魔笛の夜の女王役としてびわ湖ホール、大分のiichikoグランシアタ等を回るツアーに参加。また、夜の女王役としてアアルト劇場エッセンにも出演。

現代音楽フェスティバルやセミナーコンサートにてノーノやラッヘンマンの曲をピアニスト・菅原幸子、タルビ フントらと イタリアのサレルノ、エストアニアの首都タリン(代役)、ドイツではブレーメン、ベルリンなどで演奏。またベルリン芸大ではセミナー講師としても参加。

京都 青山バロックザールでピアニスト 菅原幸子とシュテファン シュトルク作曲の『変容へのプロセス』の世界初演、また名バイプレーヤーとして集められたレパートリーのリサイタルを、スイスのルツエルン音楽祭にて現代音楽界で現在飛ぶ鳥を落とす勢いのマーク アンドレ、トーマス ケスラーの世界初演曲を盛り込んだリサイタルが予定されている。

2019/2020 シーズンには、スイス チューリヒ歌劇場へのデビュー、ベルリン音楽祭では、ベルリンフィルハーモニーホール(室内楽ホール)で、ピエール ロラン エマール氏のピアノとともに ベルリンフィル、ミュンヘンフィル、ロンドンフィルなどの数々の素晴らしいコンサートの中にリサイタルがプログラムされている。その他、オランダ・スヘルトゲンボッシュのノヴェンバーミュージック音楽祭、ウイーンモデルネ音楽祭、スイス ヴィンタートウール劇場の魔笛の夜の女王役(ハイデルベルク歌劇場ツアー)、シュトウットガルトのECLA現代音楽祭、東京交響楽団とのコンサートでは再び、マエストロ飯森範親氏のもとヴォルフガング リームの日本初演、2020年 ヒッツアッカー音楽週間などへ出演。

2020年以降、ドイツはコロナ感染対策により完全にロックダウンとなり、予定されていたドレスデン、マドリードなど、、、のコンサートが中止、延期になる。

その中で シュトウットガルト州立歌劇場主催 森のコンサート、マーク アンドレ作品のポディウムスディスカッション、ハイデルベルク歌劇場 Karola Obermüller作曲 現代オペラ『ゾフィー ショル』(インゲ  ショル役) などに出演。

2022/2023 シーズンは、スペイン・サンティアゴ デ コンポステーラ・Paraninfo of the University、キール・Musikwissenschaftliches Institut der Christian-Albrechts-Universitätにてピアニスト 菅原幸子とリサイタルを、『びわこのこえ』(びわ湖ホール)、マンハイム国立劇場にて、ムジークテアター『ゴットロスト エレベーターの中で』にソプラノソロとして出演。ケルン放送交響楽団主催 Acht Brücken音楽祭、バイエルン放送交響楽団主催、musica viva音楽祭に出演。 ピアニスト ピエール ロラン エマールと再び共演する。

 

 

マンフレード・ホーネック、ローター・ツァグロセク、シルヴァン・カンブルラン、エミリオ・ポマリコ、ミヒャエル・シェーンヴァント、デヴィッド・パリー、沼尻竜典、飯森範親、等の指揮者と、そして、ペーター・コンヴィチュニー、ハンス・ノイエンフェルス、バリー コスキー、カリスト・ビエイト、ヨシ・ヴィーラー&セルジオ・モラビト、アンナ・フィーブロック等のスター演出家達とも繰り返し仕事をしている。

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